自分が幽霊になってしまう夢を見た。全然知らないマンションの一室で、見たこともない男(なぜか小杉十郎太さんの声だった)から右手の中指に注射を打たれて死んでしまうのですよ。それでその直後に幽霊になってしまうのね。だけど幽霊になっても周囲は全然驚かなくて、むしろ幽霊の私をみんなが便利使いするんすよ。「お前幽霊で瞬間移動できるんやろ?そしたら北海道行って毛がにを買うてきてくれ」だの「死なへんのやから寝ずにずっと働いとって」だの散々な言われっぷり。
でもなんかちょっと面白かったですけどね。そういうシチュエーションの物語があってもいいよな、ってちょっと思いました。幽霊なのに誰からも怖がられず、逆にいいように使われちゃう的な。もうすでにあるような気はしますけどね。結局夢の中の男はなぜ私を殺したのかわからずじまいで、それだけがちょっと心残りかなあ(そんなものに心を残してる場合じゃないだろう)。