2008年04月19日

くいだおれにまつわるブルートーク。

『ハンカチ王子』と『ハニカミ王子』が口の中でブレンドされてしまい『ハチカニ王子』みたいな変な発言になってしまったまる子ですこんばんは。『蜂蟹王子』なのか『八蟹王子』なのか『八課に王子』なのか。本来言いたかったのは「ハンカチ王子って頑張ってんのかね」というたわいのなさ過ぎる疑問でした。

7月にくいだおれが閉店になるということだが、私は子供の頃からあの人形(くいだおれ太郎)を見るとチャーリー浜を思い出してしまう。彼が『浜裕二』と名乗っていた頃からそうなのだ。私は直接くいだおれに行ったことはないが、CMに関しては思い出がある。母方の祖母と初めて喋ったのがこのくいだおれのCMについてだったのだ。

当時私は5歳で大阪に住んでおり、母はいわゆる独居老人状態だった祖母のところに時たま通って身の回りの世話をしていた。生い立ちゆえか母は祖母のことを(ひいては自分の実家を)疎ましく思っていたようで、祖母に会いに行くときはいつも非常に不機嫌だったのを覚えている。私は母親の機嫌が悪くなるので正直祖母の家に行きたいとは思わずいつも渋々ついていっていた。

家に着くとほぼ寝たきりだった祖母がテレビを見ており、私はその横に座って一緒にテレビを見ていた。母はとっとと用事を済ませてとっとと帰りたかったらしく、火の玉のようになって掃除を始めるので私は話しかけることもできず(話しかけたら怒られる)、ただ邪魔にならぬようじっとしていることしかできなかった。

そんなときテレビにくいだおれのCMが流れたのだ。私はくいだおれの存在を初めて知り、隣にいた祖母に「なんでくいだおれって『くいだおれ』って名前なん?」と尋ねた。すると祖母は「あそこの料理には毒が入っててな、食べたら客がみーんな倒れはんねん。そやから『くいだおれ』っていうんやで」と答えた。もちろん祖母は冗談でそう言ったのだ。

すると今まで掃除に没頭していた母が目を吊り上げて「子供にそんな嘘教えんといてっ! あんたもそんなん信じるんやないわ!」と金切り声を上げ手にしていた雑巾を祖母に向かって投げつけてきた。私は別に信じるとは言ってなかったのだが、そのあまりの剣幕にすくみあがってしまった。母の心にある暗い部分を覗いたような気がしたのも事実だ。そして自分の胸の奥にこの一件をしまいこんだ。母は子供の前でむき出しの自分をさらすことを嫌い、そしてうっかりさらすことがあってもそのことを指摘されることを許さない人だったからだ。

そんなわけで私はくいだおれ太郎を見たり、くいだおれと聞くとちょっと複雑な気分になるのだ。


posted by まる子 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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