2008年09月07日

これが個性か。

今週は親父が休日出勤だったので、土日がいつもより早起きしなくちゃいけない状態だったまる子ですこんばんは。なんか損した気分になるのはなぜでしょうなあ。

昨夜BSで『七人の侍』をやっていたので見てしまった。大好きだけど長いからどうしようかなあ…と思いつつ見始めるとついつい。でも最後らへんになると疲れてきてリタイアしちゃいました。見るのに体力いる映画だよなああれ。私があの映画で好きなのはストーリーや細部まで完全に手を抜いていない美術ももちろんあるんだけど、人物描写がとにかく好きなのだ。個性のある大人とはこういうものか、と思わされる。

やんちゃな荒くれ者の菊千代や、ストイックでクールな九蔵はともかく、侍たちの多くが一見無個性に見えるくらいに発言、行動ともにある意味『普通』なのだ。エキセントリックな部分がほとんど見受けられない。物腰も発言も温和で含蓄があり、実によく笑う。むやみに他人ともめたりもしないのだ。しかしのその一方で、ここだけは絶対に譲らないという部分に関してはとてつもない厳しさを示す。穏やかで冷静なリーダーの勘兵衛が農民達の自分勝手な行動に対して、刀を抜いてまで叱り飛ばすシーンなどは本気を見せ付けられてドキドキする。そしてそれら全てが矛盾せず、クッキリと印象的に浮かび上がり心に残る。

個性とは際限ないエゴの表出、というスタイルに一切頼らず、にこやかで温和で口数少ない常識人であっても、心の足腰がしっかりしていればかくも人間は個性的になれるのだと、今更ながら思わされるその感覚が私にとって大変に心地いいのだ。


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2008年09月06日

孤独な声

『貴様に脱帽』さんのサイトにコメントしたいのに『認証文字を入力してください』のメッセージに阻まれちっともコメントできずに悲しい思いをしているまる子ですこんばんは。『認証文字を〜』って出てくるのに、その肝心の認証文字自体が表示されないんですよ。打つ手なし。

昨日見た『孤独な声』。ロシア(ソ連)の映画監督、アレクサンドル・ソクーロフが、卒業制作で作ったというデビュー作のようなものである。政治的に色々複雑で長らく上映禁止だったいわくつきのものだけれど、のほほんと日本で生きてきた私の目にはどこがどう政治的にやばいのかすらわからない作品である。これは原作つきのもので、その原作小説そのものが発禁だったということなので、その流れなのかもしれないが、門外漢の私がこれ以上語る資格もないので黙ります(どうも主人公の性格が国の方針にそぐわなかったということらしいのだけど)。

ストーリーは内戦で心に深手を負った主人公ニキータと、彼の幼馴染みでその妻となる苦学生リューバの生活を見つめているという体裁で、それ以外の登場人物はあまり深く関わってこない。特にニキータには友人もいないし、父親とも心理的に距離をとっており、リューバだけを見ているような状態である。といっても情熱的に迫るとかそういうシーンはほとんどなく、ニキータは愛する者、そして彼女との暮らしにすら怯えを抱いているのだ。むしろリューバのほうが積極的で、その愛を受け取りたいのに受け取る自信が持てずにニキータは煩悶する。

リューバは取り立てて美人ではないが、夏の日差しのように真っ直ぐで清々しく、やさしい心と深い情愛を持った女性だ。貧しい暮らしをしているがもとは裕福な家庭に育ち、ガツガツした下品なところなど微塵もない魅力的な人物である。戦争でおそらく筆舌に尽くしがたい体験をしたであろうニキータには、その妻の愛の深さが怖いのだ。疲弊しきった心では強い愛情を受け止めきれないのだろう。

リューバは決して押し付けがましい態度はとらないし、ニキータに愛を求めまくる人間ではない(むしろ一度プロポーズを断る)。彼女と暮らせばきっと幸せになれるとわかっているのに、その幸せさえ支えられず、とうとうニキータは家出してしまう。そして街をさまよう。ニキータが心身ともにさまようシーンはどこか茫漠としているのに強烈な部分があったりして、そのバランスの悪さが悪夢のようだ。

結局その放浪は意外な形で終わりを告げ(父親がニキータを見つけ、ニキータに去られたリューバが何をしたかを知らされる)、ニキータは自宅に戻る。彼女及び、彼女との暮らしを失わないためには真剣に向き合うしかないことに気づくのだ。怯えを捨て、正面から彼女を受け止める決意が描かれ話は終わる。そういう意味では本当にシンプルなラブストーリーなのだ。

私はラブストーリーは苦手だが、それはハートマークを飛び散らかしているようなものがダメなのであって、こういうストーリーはむしろ好きなのだ。愛の不自由さ、愛の不可能性をナルシシズム抜きで描写しているものなら大歓迎なのだ。しかしどうしても恋愛って自己愛が正義になる要素が強いので、なかなかそういう作品に出会えないのだけどね。人物がどこか酔っ払ってるんだよな。そういうのはノーサンキューだ。
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日常の断片

朝から焼きそばをおかずにご飯を余裕で食べてしまう炭水カブチストのまる子ですこんばんは。一日のうちで一番お腹すいてるのが朝なんでどうしてもがばっと食べるんすよ。その代りお昼はあんまり食べないけどね。

昨日でシャンプーが無くなったのに、スペアを買い忘れていてさてどうしたものか…と今現在悩み中。当然家族全員がそれぞれ違うシャンプーを使っているのだけど、他人のを無断で使うのは気が引けるしなあ…。一回くらいならわかんねえかな?とも思うんだけど、そのシャンプーが『育毛』みたいな名前のものなんでね、合うのかどうかわからないんだよね。まあトニックシャンプーを平気で使うような人間なんで気にするこたないのかも知れんが。まさかボディシャンプーで洗うわけにもいかないしね。一回やってエライ目にあったし。

ソクーロフ監督の『孤独な声』のDVDを見た。なかなか見る踏ん切りがつかない作品だったんだけど(何となく覚悟がいるような気になってしまう映画なのだ)、ちょっと見ておこう、と思って。好きになれるかどうか不安だったけど、ちゃんと好きになれてよかった。細かな感想は明日にでも。
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2008年09月05日

変化が怖い。

前田吟が5本指ソックスの良さを熱く語っているのを聞き、「5本指ソックスって懐かしいなあ」と言おうとしたらつい「5本足ソックスって…」と言ってしまったまる子ですこんばんは。大体普通に二足半用意したら5本足ソックスだよな。

「そんな根性じゃてんでダメだ」と言われそうで怖いのだが、私はもともと環境が変わるのが大変イヤだと感じる人間である。気晴らしで出かけるとかは好きな方だけど、そういう非日常に出向くのがいやという意味ではなく、日常を取り巻く環境に変化が来るのがものすごくこたえるのだ。行きつけの店が閉鎖されてしまったり、私自身が何か別の習慣を取り入れなければならなくなったりすると、本当につらい。停滞は何も生まず、そこから衰退するだけだとわかってはいるのだが、環境が変わるということ自体が何かを確実に失うことなのではないかと思ってしまうのだ。日常生活を大切にしていないくせに、日常に愛着がありすぎるのかもしれない。

で、私の周りで今色々変化が起きている。私自身にしてもそうだし、行きつけの店も閉鎖になってしまった。歳をとるということはいちいちうろたえなくなることなのかもしれないが、私は、はたから見れば大変些細なそんな物事でいちいちうろたえてストレスを覚えている。しばらくすればそれにも慣れて、またそれが日常になっていくのだが、その移行期間はきっとしんどいだろうなあ…と、残ったオレンジジュースを飲みつつそんなことを考えているのだ。
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2008年09月04日

全部オレンジかよ。

天然パーマをこじらせて、本当は自分がどんな髪型をしているのかも近頃よくわからなくなっているまる子ですこんばんは。長さはセミロングってのはわかるんだけどね。前に切ったときにシャギーっつうかレイヤーをかなりしっかり入れたので、全体の長さが揃ってないってのも大きい要因かもしれん。今は後ろでグルンとまとめてますけどね。

ふと気が向いて、すごい昔に買ったゲームをやったりしている。これが意外に面白い。『どきどきポヤッチオ』や『魔人学園』や…。正直新作を買う馬力が今はないんですよ。金銭的にも精神的にも。新作ゲームって疲れるからなあ。もうそろそろ卒業した方がいいのかな。いや、でもなあ。やっぱ好きなんだよなあ。週一〜二くらいでやっちゃうんすよね。葛藤の日々だわ。

100缶を優に超える備蓄量だった缶ジュースが、あと4缶くらいになっている。結構飲んだなあ。一番飲んでたのは親父だけどさ。しかしその残りのジュースが全部オレンジジュースて…(笑)。私はオレンジジュースを飲むとお腹を壊すし、親父は親父で胃が悪くなるので、どうしても敬遠してしまうんすよね。結局私が飲んでいるんだけどさ。私は幼少時の躾けに縛られていて、自分がほしいものを「私これ欲しい!」と言って手にすることができないんですよ。まず周りが選んで、その残りからしか選べない。だから「リンゴジュースは俺が飲む!」とか言われてしまうともう飲めなくなるのね。本当はリンゴジュース飲みたいんだけどさ。そんな性格だよなつくづく。
posted by まる子 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

やっとだ。

ここしばらく大人しくなっていた蚊の連中が、暑さとともに勢いを取り戻してきているのでゲンナリしているまる子ですこんばんは。もう本当にお隣さんとお向かいさんはなんとかしてほしいよ…こんなこと言いたかないけどさ(お隣さんもお向かいさんも、水いっぱいに入れた水槽をいくつも外に放置していて、高性能の蚊発生装置と化しているのだ)。

あ〜、どうにかやっと長期の仕事にありつけそうでちょっと安心だ。今まで短期のバイトでしのいでいたので、心細いこと山の如しだったんだけど、今回はそういうのではないようだ。といってもこれもアルバイトなんだけどね。まあ、頑張って働いてきます。

はあ…再度夏バテがやってきちゃったのか、机でうたた寝しちまいましたよ。首が痛い痛い。こんなんで務まるのか俺。初出勤までにはまだ日があるけど、ちょっと体力つけなくちゃね。
posted by まる子 at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

日常の断片

玄関の戸を開けたら、目の前の路地を柴犬がテーーッと走っていったのでビックリするやら可愛くて和むやらのちょっと複雑な気持ちになったまる子ですこんばんは。たまーにあるんだよな、動物疾走。あの路地はそんなに走り心地がいいのだろうか。確かに舗装はされとらんが。

ここしばらく、ずっと涼しい日が続いていたせいか、急に暑さがぶり返してきても咄嗟に対応できずに大いに困りました。涼しい間は水分摂取量をかなり減らしていたので、その減った状態のまま過ごしていて頭がふらついたり(お茶をたくさん飲んでしばらくしたら解消しました)、ちょっと袖の長い服を着ていて(七分袖くらい)「うわあ、こりゃたまんらんわい。暑い、暑い、ああ、暑い(ちょっと昔話風味)」となったり。自分では服装とかは環境に応じて臨機応変に変えているつもりだったけど、結構ルーチンワーク化しているのだなあ…と思わされました。今更だけどもね。

冷蔵庫の中でラッキョウの汁がこぼれ、庫内にカタストロフィが。糖分が入っているからべたつくし、ラッキョウの匂い+酢の匂いでなんとも後に残る匂いが充満するのですよ。慌てて中身を救出し、洗剤でふきまくりました。ラッキョウは侮れない刺客だわ。
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2008年09月01日

たまには日記っぽく。

今日すれ違った人が「ほら、よく言うでしょ?『猿もおだてりゃ木に登る』って」と連れの人に話していたのが耳に入ってしまい、思わずツッコミそうになったまる子ですこんばんは。猿はおだてんでも木に登りまっせ。

私が毎日利用しているマーケットのそばに、ごく細い路地がある。路地というか通路かもしれん。というのもその奥がとある住宅の玄関になっていて、ほかに建物がないのだ。つまりその家に用事がある人しか出入りしない通路ということである。で、たぶん間違って入ってしまう人がいるのだろう、その通路にはロープが何本も張られていて『ここに入ったらアカンよ』アピールをしている。当然私は近づいたことすらない。

今日の夜、そこを通りがかったらそのロープの下をくぐるように年配の女性がぬっと出てきたので腰を抜かしそうになった。周囲は結構暗く、またその女性が白い服を着ていたのでそれだけが浮かび上がるように見えて本当に驚いたのだ。第一そこから人が出入りするところを私は見たことがなかったのだ。私は驚くとものすごく変な声を出す癖があって(過去には「イーーーッ!」「ウヒィィッ!」など)、今日も「キュイーーー」みたいな、なんとも形容できない声を出してしまった。

女性はすごく済まなさそうに謝ってくださったが、私こそ勝手に驚き奇声を出してしまい何となくいたたまれない気分になってしまった。ごめんよほんとに。
posted by まる子 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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